▼フィッシャー,フィリップ・A.
アメリカの大投資家バフェットの師であり、その投資法に多大なる影響を与えたフィリップ・A・フィッシャー。
スタンフォード大学大学院ビジネススクールを卒業後、1928年実業界へ。証券アナリストとして活動中に、1929年の大暴落を経験し、1931年に投資顧問会社フィッシャー&Co.を設立する。第2次大戦中は、陸軍空軍部で事務の軍務に就く。空き時間を利用し、独自の投資原理を探求し、戦後は編み出した投資原理を厳密に適用するために、顧客を最大12人までとし、大成功を収める。1958年、自らの成功法則を小口個人投資家向けに書き下ろした本書『COMMONSTOCKS AND UNCOMMON PROFITS』を出版。
▼フィッシャー,フィリップ・A.の投資
「他企業に差をつけられる、優秀企業の株を購入し、その企業が成長し、充実している限りは、何年何十年も持ち続けること。」
そのため、株を買うまでがすべてで、そこで仕事の99%は終わりという考え方です。
▼フィッシャー,フィリップ・A.のグロース株を見つける方法
・数年間にわたり、売り上げを伸ばす製品、サービスがあること。
・上記のようなサービス、製品を連続して生み出す意欲がある企業。
・研究の成果が有効に機能している。
・営業のシステムが強い。
・高い営業利益率。
・高い営業利益率を続ける企業努力がある。
・コスト管理、財務分析が正しく行われている。
・労使関係が良い。労働組合が強すぎない。
・経営陣のやる気を出させる社風
・経営陣が優秀
・企業が勝ち抜くためのノウハウがある
・長期視野に基づいた、経営
・新株発行することが少ない
・ディスクロージャーがしっかりしている
・株主にたいしての対応が誠実。
▼フィッシャー,フィリップ・A.の関連著書
フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために:フォレスト出版
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